<ノーベル平和賞>EUに授与 欧州安定を評価 |
◇平和賞受賞理由(骨子)
▽欧州の平和、和解、民主主義、人権の発展に貢献した。
▽共通理念達成への努力と相互信頼の構築は宿敵(独仏)も親密なパートナーとなれることを証明した。
▽中東欧に民主主義が広まり加盟国が増え、欧州の新たな時代が幕を開けた。
▽バルカン半島の和解プロセスを促した。
▽戦争の大陸から平和の大陸への変革のかじを取ってきた。
【ことば】欧州連合(EU)
欧州諸国の政治・経済統合体。52年に発足した欧州石炭鉄鋼共同体を母体に、67年に欧州共同体(EC)、93年にこれを発展させる形でEUが発足した。99年に単一通貨ユーロを導入するなど経済統合を進めているほか、定期的に加盟国の首脳会議を開くなど外交や安全保障分野でも協力関係を強めている。00年代以降は東欧圏に拡大し、現在は27カ国で構成。本部はベルギーのブリュッセル。域内の人口は約5億人。ノルウェーは非加盟。 ・・・ 平成24年10月12日(金)、毎日新聞 18時5分配信より
私のコメント : 欧州連合(EU)における日本における各活動も、ノーベル平和賞、欧州の安定に寄与していると評価されて良いと感じる。