<センバツ>早稲田実逆転勝ち 龍谷大平安・福岡七回に泣く |
○早稲田実(東京)4-2龍谷大平安(京都)●
早稲田実が逆転勝ち。七回、チーム初安打となる熊田の右前打などで無死一、三塁とすると、織原の左翼線適時二塁打で1点。暴投で同点とし、さらに2死満塁から山岡の右前2点適時打で勝ち越した。龍谷大平安は先発・福岡が六回まで安打を許さぬ好投を見せたが終盤に力尽きた。打線も六回以降は無安打に終わった。
▽早稲田実・和泉実監督 選手が本当によくやってくれた。前半にあまり離されなかったのが大きい。(2番手の)立川が抑えて、流れを引き戻してくれた。
▽龍谷大平安・原田英彦監督 福岡はどこかで穴が来ると予感していた。六回ぐらいに球が高くなった。(七回の初被安打で)精神的にダメージがあった。
○ … 昨夏に腰を故障し、新チームになって初の公式戦先発だった早稲田実の二山。「緊張した」という立ち上がりにわずか7球で1失点したが、それで吹っ切れた。思い切りの良さを取り戻し、6回2失点と試合を作った。特に、六回の最後の打者を空振り三振に仕留めたチェンジアップに手応えをつかんだ様子。「個人的には悔しいけど、仲間が逆転してくれてまた投げることができる。今度は最初からあの球が投げられるようにしたい」と次戦を見据えた。
○ … 龍谷大平安の3番・河合が3安打2打点と、チームの全得点をたたき出した。一回は1死二塁で外寄りの速球を流し打ち、先制の左前適時打。五回も1死二塁から、初球の外角球をたたいて左翼越え適時二塁打。「直球勝負。しっかり振り抜こうと決めていた」という狙い通りの打撃を見せた。「甲子園での緊張感が打席では消えていた」という好調ぶりだったが、チームは逆転負け。4失点を喫した七回の守備を振り返り、「気の緩みがあったのかもしれない」と表情は暗かった。 ・・・ 平成25年3月25日(月)、毎日新聞 13時40分配信より
私のコメント : 早稲田実業高等学校 硬式野球部 和泉 実 監督が、山口県立南陽工業高等学校 野球部 監督の時代、山口県立西京高等学校 野球部グラウンドに、山口県立西京高等学校 野球部と野球練習試合に来校されたおり、私は、和泉 実 監督のご誠実な人柄に接して、話をかわしたこともある。