文化財防火デー 文化庁長官が視察 島根・出雲大社 |
「文化財防火デー」の26日、山陰各地で国宝や重要文化財の建物を火災から守ろうと、放水訓練や消火設備の点検などが行われ、万一の事態に備えた。
国宝・本殿が平成の大遷宮でよみがえった出雲大社(島根県出雲市)では消防訓練が行われ、文化庁の青柳正規長官、消防庁の市橋保彦次長が放水訓練や消火設備の点検を視察した。
市が主催の訓練には、出雲大社の神職らでつくる自衛消防隊や市消防団などから190人が参加し「お守り所から出火」の想定で開始。神職8人が本殿を囲む瑞垣内の5社から、ご神体を白布に包んで運び出す訓練をした後、6基の自動放水銃が作動、消防団が本殿に放水した。
青柳長官は「力強い訓練で心強く感じた。世界に誇る文化財を守るのは国民の責務」と話し、遷宮を機に整備された放水の最新設備も点検した。
・・・ 平成26年1月27日(月)、産経新聞 7時55分配信より
私のコメント : 日本の各 宗教関係者、公務員、教員、地域住民 等との連携も、国宝や重要文化財の建物を火災から守るには、必要です。