露への制裁強化巡りEUが緊急首脳会議 |
ロシアに軍撤退を迫るため、EUが一致して制裁を強められるかが焦点となった。
旧ソ連圏リトアニアのグリバウスカイテ大統領は会議を前に、「(ロシアの侵攻は)ウクライナの次は別の国に及ぶ。欧州は事の深刻さを理解すべきだ」と述べ、対露圧力強化を訴えた。オランド仏大統領も「ロシアに対して最も強い圧力が必要」と主張したが、具体策への言及は避けた。
旧東側陣営からEU入りしたリトアニアやポーランドはロシアへの圧力強化を主張するが、EU内ではロシアに対する渡航制限や資産凍結などの強硬措置にドイツやオランダを中心に慎重論が強い。ロシアは米欧が制裁を発動すれば資産凍結などの対抗措置をとる構えで、EUの対ロシア主要投資国であるドイツやキプロス、オランダは大きな打撃を受けることになるからだ。EUはロシアに対する直接投資の約7割を占める。・・・ 平成26年3月6日(木)、読売新聞 20時30分配信より
私のコメント : 今後、 対ロシア主要投資国であるドイツやキプロス、オランダの対応についても、注目していく必要がいる。対話、話し合いの場も、必要とする。