「聖域なき行政改革」問う 防府市長選あす告示 山口 |
前回市長選(平成22年5月)で「議員定数半減」を掲げた松浦氏は、市議会と激しく対立してきた。
松浦氏は4選を果たした直後の22年6月、当時27の市議会議員定数を13にする条例改正案を提出した。これに市議会は「半減の根拠に乏しい」などと猛反発。賛成少数で否決した。市議会は住民の直接請求による定数削減案も否決、平成24年にようやく2議席減の改正案が可決した。
今回、松浦氏は議員定数削減を表立っては掲げておらず、理由について「市議選も控えているので自主的に判断されるでしょう」と述べる。ただ、行政改革について「改革の成果により、クリーンセンターや図書館など市民インフラを整備できた」と効果を強調し、今後も継続する考えを示す。
これに対し木村氏は「地域経済を無視したコスト削減偏重の緊縮行政だった。防府は活気をなくしている」と断じ、行革への批判票取り込みを目指す。
牛見氏は行革は評価するが「若い世代の政治参加を促したい」と世代交代を訴える。
市長選は25日投票、即日開票される。
・・・ 平成26年5月17日(土)、産経新聞 7時55分配信より
私のコメント : 皆様方のご健闘を祈る。