マレーシア機撃墜 市場も緊迫、東証は一時250円安 |
日経平均株価の終値は前日比154円55銭安の1万5215円71銭。下げ幅は一時、250円を超えた。
中東でイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区に地上部隊を投入したと伝わったことも嫌気された。
前日の米国株が大幅安となった流れを引き継ぎ、東京市場でも幅広い銘柄が売られた。一方で、日本国債が買われて長期金利は低下。新発10年債の利回りは一時0.510%と、約1年3カ月ぶりの水準まで下げた。終値は前日に比べ0.005%高い0.535%だった。東京外国為替市場では円が買われ、朝方は1ドル=101円に近づく場面もあった。午後5時現在は前日比09銭円高ドル安の1ドル=101円40~41銭。
市場では、地政学リスクの影響は「極めて限定的」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との見方が強い。現時点では、米国など主要国の景気を大きく押し下げる要因とはみられていないためだ。
ただ、一段の情勢緊迫化が円高の進行や原油価格の上昇につながれば、回復途上の日本経済が変調をきたす恐れもある。
・・・ 平成26年7月18日(金)、産経新聞 21時52分配信より
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日・EUのEPA交渉、来年末までの妥結で一致
【シドニー=滝沢孝祐】オーストラリアを訪問中の茂木経済産業相は19日、欧州連合(EU)のデフフト欧州委員(通商担当)と会談した。
日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉について、2015年末までの妥結を目指すことで一致した。閣僚レベルで具体的な妥結時期を確認したのは今回が初めて。
茂木経産相は会談後の記者会見で、「15年中の大筋合意の目標を共有した。(日EUの)交渉は後半戦に入った」と述べた。
今後の交渉は関税協議が焦点となる。日本は、EUに対し、自動車や家電製品など工業品の関税をなくすよう要求している。EUが輸出を増やしたいチーズや豚肉などの農産品については、日本の関税維持を認めるようEUに求める。 最終更新:7月19日(土)19時5分
・・・ 平成26年7月19日(土)、読売新聞 19時5分配信より
私のコメント: オーストラリアを訪問中の茂木経済産業相は19日、欧州連合(EU)のデフフト欧州委員(通商担当)と会談した。茂木経産相は会談後の記者会見で、「15年中の大筋合意の目標を共有した。(日EUの)交渉は後半戦に入った」と述べた。欧州連合(EU)によるウクライナ情勢の緊迫化への対応、日本は、更に、それを見守る必要性もある。