【群馬県議選】支持訴え候補者奔走 浮動票掘り起こしに懸命 |
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前回まで連続トップ当選を果たしている岩上憲司氏は、粕川、宮城、富士見地区で個人演説会を行った。粕川の演説会では「私の地元もかつて合併された。合併地区の住民の思いを必ず県政に反映していく」と市北東部での浸透を図った。
狩野浩志氏は富士見地区を中心にこまめに街頭演説を行った。議員秘書や市議、県議会副議長を務めた経験を前面に出し、「皆さまからの要望にスピード感を持って素早く応える。このことをこれまで続けてきた」と実行力をアピールした。
安孫子哲氏は、花見会などのイベントに出席し有権者と交流。街頭演説は10カ所程度で行い、「地方創生とは群馬県で生きている方々が笑顔で暮らせることだ」などと訴えて回った。6日以降は、1日約50カ所で街頭演説を行うことにしている。
中沢丈一氏は、市内7カ所で個人演説会を開催し、政策の訴えに力を入れた。過去6期県議を務めた実績を踏まえ、「県との太いパイプを使い、より一層の県政の進展、産業振興、県民福祉向上のため全力で取り組んでいきたい」と強調した。
水野俊雄氏は北部、東部を中心に遊説し、4カ所で街頭演説を行った。下細井地区の演説では、「人口減少と高齢化が進む中、高齢者が地域で住み続けられる『地域包括ケア』を国と地方議員が連携して取り組んでいく」と有権者に訴えた。
本郷高明氏は、選挙区内を走って支持を訴える“マラソン遊説”を展開。陸上ユニホームに身を包み、約1時間半、手を振るなどしながら駆け回った。行動力や「困っている人がいたら自分が駆けつける」とのメッセージ発信が狙いだ。
萩原裕司氏は、県議を引退する中村紀雄氏の「後継者」として立候補し、知名度向上に力を入れる。南橘町で行われた総決起大会では公認会計士の有資格者であることを強調し「約7千億円の県の予算を適正に配分する自信がある」とアピールした。
小川晶氏は、公民館で花見客らに支持を訴えて回るなど、2回目の当選に全力を挙げた。前橋市区唯一の女性候補で、地元の箱田町での個人演説会では、「意思決定の場に女性が増えていっていない。女性の声をしっかり議会に生かしていく」と強調した。
酒井宏明氏は、約20カ所で街頭演説を行い、高崎コンベンション施設の建設に反対の立場を強調した。さらに、「暴走する安倍晋三政権にストップをかけるのが県議選だ。平和を守る願いを私に託してほしい」と訴え、対自民色を鮮明にした。
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県議選立候補者(届け出順)
◇前橋市 (8-9)
岩上 憲司 42 会社員 無現
狩野 浩志 54 元議員秘書 自現
安孫子 哲 43 介護会社役員 自現
中沢 丈一 66 社福法人役員 自現
水野 俊雄 43 党県幹事長 公現
本郷 高明 43 元議員秘書 無新 【民】【社】
萩原 裕司 30 公認会計士 自新
小川 晶 32 弁護士 民現 【社】
酒井 宏明 49 党県委員 共現
・・・ 平成27年4月6日(月)、産経新聞 7時55分配信より
私のコメント: NHK 大河ドラマ「花燃ゆ」の関係 私がブログ表示記載内容については、各県の関係者による支援と活躍も 祈っている。