町村氏、早過ぎる死、悼む「大きな損失」 |
高橋はるみ知事は「本道の発展に多大な尽力をいただいた。北海道新幹線札幌開業の工期短縮は道に対する強い思いなしには実現できなかった」と振り返り「北海道にとって大きな損失」とコメントを発表した。
地元では自民党千歳支部の黒坂順一支部長が「まさかこうなるとは。あ然とした」と驚きを隠さない。「千歳の国とのパイプは、他の市町村より太く強い。市民病院の建設や千歳科技大の開学などに力を尽くしてもらった。自衛隊の体制維持・強化も町村さんがいたから」と話す。
町村信孝千歳連合後援会の力示武文会長も「病気から回復して政治活動を再開すると思っていた。ニュースを聞いて動転している。新千歳空港の発展や自衛隊の体制維持に尽力していただいた」と肩を落とした。
首長も突然の訃報に落胆する。山口幸太郎千歳市長は「ただただ驚いている。長年にわたって国政の中枢でわが国、そして北海道の発展にご尽力いただくとともに、自衛隊の体制維持活動をはじめ、市のあらゆる分野の発展、振興に多大なお力添えを頂いた」、原田裕恵庭市長も「本当の政治家だった。恵庭のまちづくりのお願いもたくさん聞いていただき、大きく尽力していただいた。恵庭にとっても大きな損失だ」と悼み、功績をたたえた。
千歳商工会議所の滝沢順久会頭は「本当に残念でなりません。地域経済の発展のため多大なるご尽力をいただいた」。恵庭商工会議所の中泉澄男会頭は「体調が悪いとは聞いていたが、急な話にびっくりした。大きな存在を失った。防衛の関係など、恵庭の陳情など多くを(中央へ)つないでくださった」と振り返った。 ・・・ 平成27年6月2日(火)、苫小牧民報 15時8分配信より
私のコメント: 町村信孝氏の突然の訃報に千歳、恵庭市内の政財界、支持者・市民に衝撃が広がった。1983年12月の初当選以来12期32年、閣僚など要職を担い北海道5区はもとより本道の自民党の重鎮として活動した町村氏に関しては、各県の関係機関から、町村信孝氏、各業績に関し、その引き継ぎも、よろしく、お願い申し上げたい。