<安保法案>中谷防衛相、豪軍との協力も想定 |
民主、共産両党は特別委を欠席し、質疑は自民、公明、維新3党で行われた。
中谷氏は、自衛隊の活動範囲拡大に伴う自衛官のリスクについて「新たな任務は、新たなリスクが生じる可能性がある」と述べ、「不測の事態に対応するためのあらゆる準備を行っている」と強調した。自衛官が海外でテロリストなどに拘束された場合には「救出のために関係国と緊密に連携するほか、拉致した者への説得を試みるなど、最善を尽くす」と述べた。
自衛隊による他国軍への後方支援で重要影響事態法案と国際平和支援法案をどう使い分けるかについて、中谷氏は「いずれの要件にも該当することはあり得る」としたうえで、「まずは重要影響事態法の適用を検討する」との見解を示した。
重要影響事態法案は日本に重要な影響がある場合に他国軍を後方支援し、国際平和支援法案は国際紛争に対処する他国軍を支援する。【青木純、飼手勇介】 ・・・ 平成27年6月12日(金)、毎日新聞 21時56分配信より
私のコメント : 平成27年6月12日 衆院 平和安全法制 特別委員会 一般質疑において、中谷元防衛相は、「互いのニーズが一致し法律の要件を満たせば、日豪および日米豪の協力が可能になる」と述べ、米軍以外ではオーストラリア軍との協力を想定していることを明言した。
Australia 1944-45: Victory in the Pacific (Australian Army History Series)
Cambridge University Press