EU、ギリシャ支援交渉打ち切りへ 金融市場混乱の恐れ |
財務相会合のデイセルブルーム議長(オランダ財務相)は会合の途中で記者会見し、「残念だが、あらゆる努力にもかかわらず、提案がギリシャ政府に拒否された」と述べた。ユーロ圏各国は、ギリシャの銀行から預金の流出が加速するなどの混乱を招く恐れがあるため、引き続き、緊急の対応策を協議する。
これまでの交渉でギリシャは、EUやIMFなどの支援側に、増税などを柱とする財政改革案を示した。これに対し支援側は、年金カットなどでさらなる歳出削減を求めた。これをギリシャが受け入れれば、金融支援プログラムを5カ月間延長することを提案。ところが、ギリシャのチプラス首相はこれを拒否。27日未明、改革案の受け入れの賛否を問う国民投票を7月5日に行うと表明していた。 朝日新聞社 ・・・ 平成27年6月28日(日)、朝日新聞 1時23分配信より
私のコメント: ユーロ圏 各国は、預金流出が加速するなどの混乱を招く恐れがあるため、緊急の対応策を協議するとのことであるが、ユーロ圏 以外の国にも、その緊急の対応策の影響が出てくる。