麻生財務相、東京株安は「中国が大きな要素」と見解 「ある日突然の政府介入もある」 |
麻生太郎財務相は21日の閣議後会見で、日経平均株価の2万円割れについて「中国の部分が大きな要素になっているのは間違いない」との見解を示した。日経平均株価は同日の取引時間中に約5週間ぶりに2万円を下回り、背景に中国の景気減速への懸念が広がっているとの見方がある。麻生氏は「(中国経済成長率などの)動向を引き続き注視しておかないといけない」と述べた。
中国人民銀行が先週、人民元の対ドル取引の基準値を引き下げたことには、「日中経済関係は極めて密接なので、ある日突然、政府が介入してくることが頻繁に起こると、われわれとしても難しい対応を迫られる」との見方を示した。また、中国の為替制度を予断を持たずに注視する方針であるとした上で、「市場メカニズムがより良く働く方法を期待している」と話した。 ・・・ 平成27年8月21日(金)、産経新聞 10:57 配信より
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東京株終値は597円安 今年2番目の下げ幅、中国発の世界同時株安に
世界同時株安となった21日の東京株式市場は、4営業日続けて大幅続落した。日経平均株価の終値は、前日比597円69銭安の1万9435円83銭と、この日の最安値で取引を終えた。辛うじて下げ幅600円台はまぬがれたが、今年2番目の下げ幅となった。
終値ベースでは日経平均株価の2万円割れは7月10日以来、1カ月半ぶり。5月8日(1万9379円19銭)以来、ほぼ3カ月半ぶりの安値水準となった。
前日のフランスCAC40、ドイツDAX、米国ダウ30種平均がそろって2%を超える大幅軟調となった流れに乗る形で、日経平均株価も大幅下落した。
午前中は400円台の下げ幅にとどまっていたが、午後に500円を超えた。東京と並行して取引されている中国の上海株式市場で上海総合指数は欧米や東京を超える5%近くの下げ幅となったことで、東京にも影響が及んだ。
上海総合指数は前日も3.4%安と大幅安となっており、中国発世界同時株安という形になった。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比50.87ポイント安の1573.01。 ・・・ 平成27年8月21日(金)、産経新聞 15時13分配信より
私のコメント: 日本国内における、自然災害 等へのリスク対応の問題、日本国内 各地域の原子力発電所 稼働の問題、特に、島根 原子力発電 稼働における、その諸問題も、海外の投資家においては、慎重に、それを見極めている 等とも 株価の動向について、それを考えに、入れていく必要があると私は、感じる。