<台風18号>10日にかけ関東甲信と東北中心に大雨の恐れ |
台風18号は9日、愛知県に上陸後、中部地方を横断して石川県から日本海に抜けた。台風と前線の影響で、東海や関東甲信、東北地方を中心に大雨が降った。気象庁によると、台風18号は同日夜に温帯低気圧に変わる見込みだが、これと前線に向かって南から大量の湿った空気が流入するため、10日にかけて関東甲信と東北を中心に大雨の恐れがある。
総務省消防庁の午後6時現在の集計(速報値)によると、静岡、愛知、東京など5都県で転倒などにより2人が重傷、10人が軽傷を負った。判明した住宅被害は、一部損壊5棟▽床上浸水1棟▽床下浸水16棟。8日から9日にかけ発令された避難指示は静岡、三重両県で最大8万7760人、避難勧告は関東、東海の8都県で最大約152万人に及んだ。
このほか埼玉県などによると、9日午後3時40分ごろ、同県富士見市水子のラーメン店から「落雷の影響で高校生が負傷した」と119番があった。近くで自転車に乗っていた15~16歳の女子高校生3人が耳鳴りや手足のしびれを訴えて病院に搬送され、うち1人は驚いて転び手足に擦り傷を負った。いずれも症状は軽いという。
また、川崎市は9日午後5時、土砂災害が発生する恐れがあるとして、市の人口の約4割にあたる62万6105人(28万4464世帯)に避難勧告を出した。
気象庁によると、9日の1時間雨量は三重県鳥羽、志摩両市で70ミリ前後に上り、神奈川県三浦市や茨城県下妻市、埼玉県熊谷市など関東各地でも50ミリ前後の大雨となった。
10日午後6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、関東甲信、東北200ミリ。これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、気象庁は土砂崩れなどに注意するよう呼びかけている。
新幹線や鉄道は運休や遅れが相次ぎ、通勤・通学客に影響が出た。JR東日本によると、秋田新幹線3本、山形新幹線11本が運休した。山形新幹線は10日昼ごろまで運転を見合わせる予定。東北線(宇都宮線)、八高線、両毛線、奥羽線などが一時運転を見合わせた。京急電鉄も本線の一部区間と久里浜線で運転を見合わせた。
空の便では日本航空の国内線4便、全日空の国内線21便が欠航した。高速道路は伊勢自動車道や上信越道の一部などで通行止めとなった。【狩野智彦、奥山はるな、大場弘行、大迫麻記子】 ・・・ 平成27年9月9日(水)、毎日新聞 21時5分配信より
私のコメント: 政治家は、その地域と地盤において、その祭政一致にも、心がけていけるよう、マスコミ関係者は、ブログ上の配信記事にも、それに、注目もし、その地域で、自然災害が減少していくよう、気を配る必要性が、日本において、高まってきていると感じる。それを怠る地域は、その自然災害も、増加するという現象も発生すると感じる。日本各地の役場、及び、その地域、その祀られている お社にても、御魂沈めが、現在、その関係者を交え、心がける必要性もある。