靖国神社:岩城法相と高市総務相が秋季例大祭に合わせ参拝 |
岩城光英法相、高市早苗総務相は18日午前、東京・九段北の靖国神社を秋季例大祭に合わせ、それぞれ参拝した。第3次安倍改造内閣発足後、閣僚の参拝は初めて。靖国神社には東京裁判のA級戦犯が合祀(ごうし)されており、中国と韓国の反発が予想される。
岩城氏は参拝の理由について「国のために戦い、尊い命をささげられたご英霊に感謝の誠を表すためだ」と記者団に説明。「今年は戦後70年の節目の年であり、平和への思いを新たにした」と述べた。高市氏は「国策に殉じたみ霊に心から感謝の気持ちをささげた。外交問題になる性質のものではない」と述べた。
中韓の批判を招く可能性があるとの指摘に、岩城氏は「国のために命をささげた方々に敬意を表することは、どこの国でも同じだ。それぞれの国の伝統に従い、行われるものだ」と強調した。
岩城氏は玉串料を私費で納めた。記帳は「国務大臣 岩城光英」とした。
安倍晋三首相は17日、「内閣総理大臣 安倍晋三」名で「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を奉納した。20日までの例大祭期間中の参拝は見送る。
今年春の例大祭では、高市総務相と山谷えり子国家公安委員長(当時)、有村治子女性活躍担当相(同)が参拝した。首相は2013年12月、就任後初めて参拝。春、秋の例大祭には参拝せず真榊を奉納した。(共同) ・・・毎日新聞 2015年10月18日 12時24分(最終更新 10月18日 12時27分)より
私のコメント: 高市早苗総務相は18日、秋季例大祭が開かれている靖国神社に参拝した。高市氏は参拝後、「後世における(戦争の)評価と、国策に殉じられた戦没者の慰霊は分けて考えるべきだ。私は一人の日本人として、国策に殉じられた御霊に対して、心から感謝の気持ちを捧げた」と述べた。