松陰や龍馬、楫取素彦ら志士の“肉声”知って 手紙まとめ出版 |
本紙連載「幕末維新伝」を執筆する霊山歴史館の木村幸比古副館長が、幕末の志士らの手紙をまとめた「幕末の志士」を教育評論社から出版した。松下村塾で高杉晋作ら多くの志士に影響を与えた吉田松陰や、坂本龍馬、NHKで放映中の大河ドラマ「花燃ゆ」の楫取(かとり)素彦ら、幕末から明治にかけて活躍した志士たち約30人の手紙を、分かりやすく紹介している。
木村副館長は「手紙は時空を超えた肉声」と指摘。命の危険を顧みず奔走した志士たちが師匠や友人、妻子に宛てた手紙からは、死生観や愛する人への思いなどが伝わってくる。
新選組副長、土方歳三が憧れの京都の芸舞妓(まいこ)について触れた手紙など、意外な一面もうかがえる。
木村副館長は「志士の強さだけでなく、弱さやつらさなど、人間くささを感じてもらえれば」と話していた。
・・・ 平成27年12月1日(火)、産経新聞 7時55分配信より
私のコメント: 霊山歴史館の木村幸比古副館長が、幕末の志士らの手紙をまとめた「幕末の志士」を教育評論社から出版した。吉田松陰や、NHKで放映中の大河ドラマ「花燃ゆ」の楫取素彦ら、幕末から明治にかけて活躍した志士たち約30人の手紙を、分かりやすく紹介されているとのこと、昭和45年(1970)、全国ではじめて幕末・明治維新期の歴史を総合的にとらえて研究する専門博物館として京都に開館した 霊山歴史館にも 見学に行きたいものである。