<WSJ報道>米化学ダウ・ケミカルとデュポンが統合協議 |
【ワシントン清水憲司】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は8日、米化学大手ダウ・ケミカルと米同業大手デュポンが統合協議を進めていると報じた。関係筋の話として伝えた。近く発表する可能性があるという。同紙によると、統合が決まれば、デュポンのブリーン最高経営責任者(CEO)が統合会社のCEOに、ダウのリバリスCEOが会長に就任する見通しという。ただ、統合協議は最終決着しておらず、決裂する可能性もある。両社はともに化学業界の世界的な企業で、2014年の売上高はダウが580億ドル(約7.1兆円)、デュポンが350億ドル(約4.3兆円)。統合すれば、世界最大手の独BASFの740億ユーロ(約9.9兆円)を上回る計算。ただ、ドル高に伴って海外事業が不振に陥っており、株主から経営の効率化を求められていた。米国企業をめぐっては、製薬大手ファイザーが11月、アイルランド同業大手と合併で合意するなど大型統合が相次いでいる。 ・・・ 平成27年12月9日(水)、毎日新聞 11時32分配信より
私のコメント: 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)、 米化学大手ダウ・ケミカルと米同業大手デュポンが統合協議を進めていると報じた。デュポン社は、その化学製品の開発を通じて、宇宙産業分野における素材、技術振興にも、寄与されている。