寄り付きの日経平均は続落、欧米株安引き継ぎ200円超安 |
[東京 8日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前営業日比205円11銭安の1万7562円23銭となり、続落して始まった。前日の欧米株安の流れを引き継ぎ、主力株は総じて売りが優勢。ファーストリテイリング<9983.T>は売り気配で始まった。一方、精密機器関連の一角には買い戻しが入っている。きょうの日経平均株が下落して引ければ、年初から5日続落。大発会からの連続安日数としては過去最長となる。 ・・・ 2016年1月8日、 ロイター 09時14分配信より
私のコメント: 原油価格の下落が続いていることについては、日本の実体経済に関し、その原油価格下落の恩恵は大きいと考えられている。政府 経済見通しでは、原油価格の前提は1バレル40ドル台が前提となっている。現状の30ドル台での推移ならば、交易条件の一段の改善により日本経済にとっては名目GDP押し上げ要因となるとの見方もある。また、今後の交易条件においても、それは、プラス要因となる。にそれにもかかわらず、日経平均株が下落、年初から 5日続落。 大発会からの連続安日数としては過去最長となっているため、その関連する日本の実体経済に関係しても、現在の原油価格は、いぜん、それが、高い価格であるとする見方もある。過去には、1バレル 17ドル 平均の時代もあった。