<日銀マイナス金利>驚きや疑問…海外も速報 |
【ロンドン坂井隆之】日銀が初のマイナス金利を導入したことを受け、海外メディアも相次いで電子版で速報を発信した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「クロダの最新のバズーカ」との分析記事を掲載。「(黒田東彦)総裁が、デフレとの闘いで引き続き大胆で創造的であることを示したが、彼の力の限界に達しつつあるとの不安もかき立てるものだ」と論評した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は東京電で「決定は、日銀がインフレを2%にするため積極的に行動する意志を改めて示すもの」とする一方で、「大半の中銀預金は引き続きプラスの金利であり、停滞する日本経済への直接的効果がそれほどあるとは思えない」と効果には疑問を呈した。
英国放送協会(BBC)は「黒田総裁は、投資家を驚かせることで知られている」としてサプライズ効果で株価が上昇したことを伝えたものの、「企業が必要としているのはお金ではなく投資機会であり、必要なのは金融政策でなく構造改革だ」との専門家の指摘を紹介した。 ・・・ 平成28年1月29日(金)、毎日新聞 21時50分配信より
私のコメント: 日銀が初のマイナス金利を導入したことは、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル、英国放送協会(BBC)からも注目されている。プラザ合意。