英国が離脱なら、EUの公用語から英語を除外も |
英国が欧州連合(EU)から離脱した場合、英語がEUの公用語から除外される可能性が浮上している。EUは加盟国が通知した言語を公用語として採用しているが、英語を通知しているのが英国だけだからだ。英国を含む28か国が加盟するEUでは、イタリア語やスペイン語など24言語が公用語となっている。アイルランドとマルタも英語を自国の公用語としているが、両国がEUの公用語として通知しているのは、それぞれ古来の言語であるゲール語とマルタ語だ。EUでは加盟国の国民が等しく情報を受け取れるよう、公式文書はそれぞれの公用語に翻訳され、会議でも通訳が行われている。ただ、英語、フランス語、ドイツ語のみで作成される文書もあり、英語が除外されれば、仏、独語の重要性が高まりそうだ。ロイター通信によると、欧州議会のヒュブネル議員は27日、「英語を公用語のままにしておくには、すべての加盟国の合意が必要だろう」と語った。(国際部 淵上隆悠) ・・・ 2016年07月01日 読売新聞 00時22分 配信より
私のコメント: EUでは加盟国の国民が等しく情報を受け取れるよう、公式文書 英語、フランス語、ドイツ語のみで作成される文書もあり、英語が除外されれば、仏、独語の重要性 高まりそうだ。