台風10号、東北地方上陸のおそれ 暴風・土砂災害など厳重警戒 |
強い台風10号は、30日、北日本から関東地方にかけて接近し、午後にも東北地方に上陸するおそれがあり、もし東北地方の太平洋岸に直接上陸するとなると、史上初めてのケースとなります。気象庁は、東北地方を中心に局地的に猛烈な雨や風などのおそれがあるとして、暴風や高波、土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけています。
「今回の台風では、大雨が最も大事だと考えている。(台風が接近する前から、北日本と東日本の広い範囲で激しい雨が降る予想で、)台風が接近・通過する地域では非常に激しい雨となり、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降り、大雨になる」(気象庁 松本積 主任予報官)
気象庁の観測によりますと、強い台風10号は、30日午前0時現在、八丈島の東の海上を北北東に進んでいて、伊豆諸島の東の海上を北上した後、進路を北北西に変えて北日本や関東地方に接近、夕方から夜にかけて東北地方に上陸するおそれがあります。もし、最初に上陸する場所が東北地方の太平洋岸となった場合、気象庁が台風の統計を1951年に開始して以来、初めてのケースとなります。
台風10号が近づくにつれて、北日本と東日本の広い範囲では激しい雨が降り、台風が通過する地域では、局地的に猛烈な雨が降り、大雨となるおそれがあります。なかでも東北地方では、30日午後6時までの24時間に、多いところで350ミリ、さらに31日午後6時までの24時間に、多いところで100ミリから200ミリもの雨量が予想されます。また、台風の接近・通過に伴い、海の上を中心に猛烈な風が吹き、海は猛烈にしけるところもある見込みです。
台風10号は、雨・風ともに非常に強くなると予想され、気象庁は、暴風や高波、土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地の浸水などに対する厳重な警戒が必要だとして、早め早めの安全確保を呼びかけています。(30日02:24) 最終更新:8月30日(火)5時9分 ・・・ 平成28年8月30日(火)、TBS系(JNN) 5時9分配信より
私のコメント: 台風10号は風速25メートル以上の暴風域を伴いながら 北上を続け、30日昼前から昼過ぎには関東地方に最接近する。