【東京】 神職ら「和の心」発信 雅楽、演武を明治神宮で10日 |
明治神宮(渋谷区)の神職らが雅楽や武道の演武を披露する催し「和の心」が十日、同神宮会館で開かれる。来年一~二月にベルギー、イタリア、ポーランドで行う海外公演に先駆けたイベント。雅楽は「現存する最古のオーケストラ」とされ、武道も歴史が古い。二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向け、伝統文化の魅力を内外に発信しようと、練習に熱が入っている。 (吉原康和)
笙(しょう)や笛、太鼓などの演奏で巫女(みこ)らが舞う雅楽と、武道場の師範が太刀や合気道の形を見せる演武の二部構成。それぞれ専門家の解説が行われ、外国人向けに英語での同時通訳も付く。
雅楽は、神宮の神職と巫女の計十三人に加え、宮内庁楽部の職員六人が応援出演する予定で、毎週一回、本番さながらの練習に励んでいる。
海外公演は、来年一月二十六日~二月九日、ベルギー、イタリア、ポーランドの六都市で行う。ベルギーとイタリアは日本との友好百五十年を記念した公演。
外務省職員から十三年前に明治神宮の神職に転職し、公演で笙を担当する伊藤守康さん(48)は「日本で最も古い伝統文化の雅楽の魅力を海外の人にも感じてもらういい機会で、合わせて武道の精神的な面も伝えることができれば」と話している。
希望者は四日までに申し込みが必要で、定員は先着千人。問い合わせは、明治神宮国際神道文化研究所=電03(3379)9338=へ。 ・・・ 2016年12月2日 東京新聞 配信より
私のコメント: 平成28年12月10日(土)、明治神宮の神職らが雅楽や武道の演武を披露する催し「和の心」が、明治神宮会館で開かれた。