漁船転覆:トラブルでえい航中、9人行方不明 松江沖 |
14日午前5時20分ごろ、松江市美保関町の美保関灯台から北に約1.6キロの沖合で、鳥取県岩美町の田後(たじり)漁協に所属する底引き網漁船「大福丸」(76トン)が傾いていると、同漁協から第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)に118番通報があった。男性乗組員9人全員の行方が分かっておらず、境海上保安部(鳥取県境港市)の巡視船などが出て周辺を捜索している。
不明なのは沖島保司船長(53)ら鳥取、島根、兵庫に住む21~59歳の男性で、インドネシア人1人が含まれている。境海保などによると、大福丸はエンジントラブルを起こし、同漁協に所属する別の船にえい航されている途中だった。船体は午前10時現在、捜索で確認されておらず、沈没したり流されたりした可能性があるという。
同漁協によると、大福丸は8日夜からズワイガニ漁に向かい、14日朝に境港市の境港(さかいこう)に水揚げする予定だったとみられるという。
境海保によると、現場周辺では当時雨が降っており、17メートルの風が吹いていた。波の高さは3~4メートルで、松江地方気象台によると強風注意報と波浪注意報が発令されていた。【園部仁史、李英浩】
行方が分からなくなっている乗組員は次のみなさん。
【船長】沖島保司さん(53)=鳥取県岩美町【機関長】吉田靖さん(59)=同【甲板員】坂本孝裕さん(54)=鳥取県琴浦町▽吉本憲治さん(59)=同県岩美町▽杉浦正樹さん(28)=鳥取市▽ウィ・ヤントさん(21)=インドネシア国籍▽檜木賢一さん(45)=島根県出雲市【機関員】木下浩さん(39)=鳥取県岩美町▽阪本誠さん(36)=兵庫県新温泉町 ・・・ 平成28年12月14日(水)、毎日新聞 配信より
私のコメント: 平成28年12月14日、日本海ヘ、操業に出かけていく 漁船 漁協関係者 皆様は、事故防止、気をつけられたい。