マツタケ減収 じわり 地温上昇→収穫期短く 全刈りせず日陰に |
地球温暖化でマツタケの収穫期間が短くなっていることが、長野県林業総合センターの調査で分かった。36年間の地温、気温、降水量などの気象観測データとマツタケ発生時期、発生量を調べて結論付けた。現状のままでは減収の恐れがある。収穫を安定させるため、同センターは地温の上昇を避ける施業方法の見直しを提案している。
36年分の気象 長野県が分析
長野県では近年、厳しい残暑や突然の豪雨など気象が不安定でマツタケの発生量が大きく変動している。センターは、特に秋の地温低下期が遅れる標高約800メートル付近で発生時期が遅くなっていることを突き止めた。地温の推移に大きな変化が見られない標高1000メートルでは、顕著な影響は見られなった。
標高約800メートルの地域では、収穫開始日が特に遅くなっている。豊丘村の平均の初収穫日は、81~90年は9月24日だったが、07~14年は9月30日。収穫最終日の遅れは開始日ほど大きくはないため、結果として収穫期間全体が短くなっているという。
きのこのつぼみである原基の形成にも温暖化が影響を与えている。マツタケの発生には原基形成が始まってから地温の再上昇がないことが必要。一般に原基形成が起きる温度は12~19度とされるが、残暑が長引くと地温が下がりにくく、発生条件を満たさない恐れがある。
これらの結果を基にセンターは、従来の管理方法では地温が高くなり過ぎる傾向があるとしてマツタケ山の管理方法を修正。基本的に全刈りとしていたマツタケ山の下層の植生を、全刈りせずに少し残して日陰をつくり、地温上昇を抑える必要があると提案する。センターは「各地域の気象条件や発生状況などを踏まえ、適切に対処してほしい」と話している。日本農業新聞 ・・・ 平成29年1月8日(日) 、日本農業新聞 7:00 配信より
私のコメント : 平成29年1月8日(日) 、 お寺の住職から、ご法話もいただくことができた、また、別宗派 宗門の住職からは、私から、深く、そのお願いも申し上げていた、その宗派 宗門 カレンダーを贈答していただく。叔父の友人と私は、久しぶりに、懇談をした。そのおりの主な話題は、島根県 津和野町 太鼓谷稲荷神社 近くにある温泉地の話題、また、地球温暖化の影響を受け、中国地方の高地 島根県産米の味が、更に、良くなってきたという話題ともなった。