立ち往生の山陰線、怒る乗客 乗り換えバスも到着せず |
鳥取市青谷町のJR山陰線青谷駅付近で、雪のため動けなくなっていた鳥取発米子行き普通列車(2両編成)は11日午後0時20分過ぎ、青谷駅に引き返した。乗客26人にはバスに乗り換えてもらう予定だが、JR西日本米子支社が手配したバスは渋滞に巻き込まれ、午後2時半を過ぎても到着していない。乗客は車内で待機している状態という。バスを待つ間にホームに出てきた鳥取県湯梨浜町の男性会社員(50)は「何でこんなことになったのか。もっと早く判断すればよかった」とあきれた様子。乗客の10人ほどは自分で家族らの迎えを呼び、駅を後にしたという。「夜中でタクシーもなく、年配の両親にこの雪の中で迎えにきてもらうわけにもいかない」と怒りがおさまらない様子だ。同県北栄町の会社員石村真樹さん(30)は兵庫県姫路市への日帰り出張の帰りだった。「座ってばかりで、夜もちょっと寝て、起きての繰り返し。体も痛い」と疲れた様子で話した。夜中に妻から「迎えに行こうか」と電話をもらったが、時間が遅いため断ったという。「3時間ほどで復旧すると思っていたが、いま思えば失敗だった。車掌の説明も一生懸命さは伝わるが、二転三転していた」と話す。列車は10日午後8時43分に青谷駅に到着したが、線路に木が倒れかかったため出発できなくなった。木の撤去と除雪が済んだ11日午前8時50分に運転を再開したが、約300メートル進んだところで、雪のため再び動けなくなっていた。
朝日新聞社・・・2017/2/11(土) 、朝日新聞デジタル 14:59配信 より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
西日本の日本海側中心に大雪続く 鳥取で積雪89センチ
日本列島の上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、鳥取市では11日正午までの24時間で66センチの積雪となるなど、西日本の日本海側を中心に大雪が続いている。気象庁は交通障害への警戒、なだれや落雷などへの注意を呼びかけている。気象庁によると11日正午現在の積雪は、鳥取市89センチ、兵庫県豊岡市73センチ、福井県小浜市74センチ、京都府舞鶴市41センチ、滋賀県米原市24センチ、松江市20センチなど。強い冬型の気圧配置は12日にかけても続く見込みで、12日午前6時までの24時間に予想される降雪量は多いところで中国、北陸70センチ、近畿、東北60センチ、東海、関東甲信50センチ、四国15センチなど。近畿中南部の平地でも2~20センチ、中国の瀬戸内側の平地でも多い所で20センチと予想されている。大雪の影響で11日午前は新幹線も遅れた。JR東海によると、東海道新幹線は名古屋―新大阪間で速度を落として運転し、上下計101本に最大45分の遅れが出た。またJR西日本によると、山陽新幹線も新山口―博多間で速度を落として運転し、上下計44本が最大43分遅れた。
朝日新聞社・・・2017/2/11(土) 、朝日新聞デジタル 13:17配信 より
私のコメント : 気象庁によると11日正午現在の積雪は、鳥取市89センチ、兵庫県豊岡市73センチ、福井県小浜市74センチ、京都府舞鶴市41センチ、滋賀県米原市24センチ、松江市20センチなど。西日本の日本海側を中心に大雪が続いている。気象庁は交通障害への警戒、なだれや落雷などへの注意を呼びかけている。 祭政一致、・・・・・・・・