弾道ミサイル飛来想定、秋田で3月住民避難訓練 |
政府は26日、弾道ミサイルが日本に飛来する事態を想定した初めての住民避難訓練を3月17日に秋田県男鹿市で行うと発表した。北朝鮮がミサイル発射を繰り返していることを踏まえ、万一の事態に備える。
昨年8月、北朝鮮が発射したミサイルが初めて日本の排他的経済水域(EEZ)内に着水した場所が秋田県沖の日本海だったことから、秋田県沖の日本海(領海内)に落下するとの想定で実施する。全国瞬時警報システム「Jアラート」で避難を呼びかけ、市民や児童らが実際に公民館や小学校に避難する。・・・ 2017年01月26日、読売新聞 配信より
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〈震災6年〉 「原発事故」小千谷で訓練
東日本大震災から6年が過ぎた12日、小千谷市は東京電力柏崎刈羽原子力発電所で深刻な事故が発生したとの想定で防災訓練を行った。ほぼ全域が同原発から5~30キロ圏内の「緊急時防護措置準備区域(UPZ)」に含まれる同市が昨年1月に避難計画を策定してから初めての訓練で、災害対策本部の設置や自力で避難できない住民の広域避難などに取り組んだ。
地震により同原発が全電源を喪失したとの想定で、東電からの通報を受けて災害対策本部を設置。TV会議などで県や柏崎刈羽原子力防災センターと情報共有を図ったほか、緊急情報メールや緊急告知ラジオなどで市民に屋内退避の「準備情報」と「指示」を伝達するなど手順を確認した。
同市土川では、放射性物質が原発から漏れ出した想定の訓練も行った。災害対策本部が要支援者の避難指示を発信すると、一時集合所に指定された市立小千谷小学校には、自主防災会役員ら約40人が要支援者や自家用車で避難できない住民らを演じて集まり、バスで避難経由所に見立てた市総合体育館へ移動した。
訓練に参加した土川自主防災会の中村尚会長(69)は「放射能は五感で分からない不安がある。自分の命を自分で守るためどのように行動すべきか考えたい」と話し、大塚昇一市長は「避難の流れを知り、互いのサポートの重要性を感じてもらった。訓練を通じて、被害に遭う人を減らしていけるようにしたい」と述べた。・・・ 2017年03月13日 、読売新聞 配信より
私のコメント : 弾道ミサイルが日本に飛来する事態を想定した住民避難訓練を3月17日に秋田県男鹿市で行うと発表している。各自治体関係者におかれても、住民避難訓練に関心を持っていってもらいたいと願う。