日本芸術院賞に高樹のぶ子さん・市川左団次さんら9氏
優れた芸術作品をつくるなど芸術の分野で大きな業績をあげた人に贈られる2016年度の日本芸術院賞に、小説家の高樹のぶ子さん(70)や歌舞伎の市川左団次さん(76)ら9人が選ばれた。このうち、書家の高木聖雨(せいう)さん(67)、評論家の渡辺保さん(81)、作曲家の一柳慧(いちやなぎとし)さん(84)は恩賜(おんし)賞にも選ばれた。受賞者と受賞対象は次の通り。(敬称略)
【恩賜賞・日本芸術院賞】書家・高木聖雨=「協戮(きょうりく)」▽評論家・渡辺保=演劇全般の長年にわたる評論の業績▽作曲家・一柳慧=幅広い作曲活動
【日本芸術院賞】日本画家・西田俊英(63)=「森の住人(すみびと)」▽洋画家・根岸右司(ゆうじ、79)=「古潭風声(こたんふうせい)」▽小説家・高樹のぶ子=様々な類型の人間関係を緻密(ちみつ)に考察し、豊かな物語性を織り込んだ小説を造型▽能楽師(シテ方)・大槻文蔵(74)=優れた舞台成果、大阪能楽界の発展と後進育成▽歌舞伎俳優・市川左団次=「助六由縁江戸桜」の髭(ひげ)の意休(いきゅう)役、「仮名手本忠臣蔵」の高師直(こうのもろなお)役と桃井若狭之助役の演技▽歌舞伎長唄唄方・鳥羽屋里長(りちょう、81)=長年にわたる歌舞伎長唄の業績
私のコメント : 平成29年3月22日、優れた芸術作品をつくるなど芸術の分野で大きな業績をあげた人に贈られる2016年度の日本芸術院賞に、小説家の高樹のぶ子さんや歌舞伎の市川左団次さんら9人が選ばれた。 防府市 天神まちかどフェスタにて、私は、高樹のぶ子さんをまじかに見たこともある。森鴎外、永井荷風、佐藤春夫、伊藤 佐喜雄、折口信夫、池田弥三郎、松本清張、壇一雄、太宰治、川端康成、三島由紀夫、・・・・・ その三田文学にも、興味も持たれ、今後の執筆活動についても、小説家 高樹のぶ子さんへ期待をしている。