在日米軍再編 空母艦載機岩国移転 市長「基本クリア」 住民説明会始まる /山口 |
米軍再編に伴う空母艦載機部隊の厚木基地(神奈川県)から岩国基地(岩国市)への移転について、岩国市主催の住民説明会が21日、始まった。福田良彦市長は、艦載機移転受け入れの判断基準としてきた四つの基本スタンスすべてについて「クリアされた」との認識を表明した。
市の四つの基本スタンスは「周辺住民の生活環境の悪化は容認できない」「FCLP(陸上空母離着陸訓練)の禁止」「普天間飛行場(沖縄県)の移設の見通しが立たないうちに、艦載機移転のみを切り離して進めることは認めない」「基地負担のこれ以上の増加は認めない」。市長は「普天間移設の見通しは立った」などと述べたうえで、移転受け入れの条件として国に要望した騒音や治安への「安心・安全対策」や地域振興策の成果を強調した。
21日の説明会は市内3会場であり、215人が参加。参加者から「騒音被害者の声を聞け」「基地周辺以外の地域振興は」「街に増える米軍関係者の犯罪、事故が不安」「沖縄県が反対している普天間の県内移設に見通しが立ったといえるか」と質疑があった。【古賀亮至、松本昌樹】〔山口版〕・・・平成29年5月22日 毎日新聞 地方版より
私のコメント : 平成29年5月21日、米軍再編に伴う空母艦載機部隊の厚木基地(神奈川県)から岩国基地(岩国市)への移転についての住民説明会が21日、始まった。福田良彦市長は「普天間移設の見通しは立った」などと述べたうえで、国に要望した騒音や治安への「安心・安全対策」や地域振興策の成果を強調している。