「農業いけにえにするな」 自民党会合、日欧EPA巡り |
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これまでの交渉で、焦点の1つとなっている農産物の関税について、日本は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の合意内容の水準までは譲歩が可能だとしています。
豚肉は価格の低いものにかけている、1キロ当たり482円の関税を段階的に50円に引き下げる案をEU側に示しています。
また、チーズは一部の品目で、29.8%の関税を将来的に撤廃することを検討しているほか、ボトルワインについても、1リットル当たり最大125円の関税をなくす方向です。
一方、EUは日本の要求に応じる形で、乗用車にかけている10%の関税を一定の期間をかけて撤廃するとした譲歩案を示しているということです。
来週開かれる双方の首席交渉官による非公式の会合では、こうした案を中心に一段と突っ込んだ議論が交わされるものと見られ、早期の大枠合意を目指して、詰めの調整が進められる見通しです。・・・ 平成29年6月17日、NHK NEWS WEB 4時49分 配信より
博物館では、外交関係の樹立から150周年を迎えた日本とデンマークの交流の歴史を紹介する展覧会が始まるのを前に、開会式が行われました。記念行事の名誉総裁の皇太子さまは、同じく名誉総裁のフレデリック皇太子などと式典に臨まれました。
展覧会は3か月近く開かれる予定で、博物館の館長が開会のあいさつをすると、皇太子さまは笑顔で拍手を送られていました。
続いて、皇太子さまは、展覧会の会場に足を運ばれました。会場には、皇室からデンマークの王室に贈られた品々のほか、フレデリック皇太子が東日本大震災から3か月後、宮城県東松島市の被災地を見舞った際に子どもたちから贈られた紙で作った、かぶとなども展示されていて、皇太子さまは熱心にご覧になっていました。
このあと、日本側の主催で、琴や尺八などによるコンサートが催され、皇太子さまは、フレデリック皇太子夫妻とともに、日本の伝統楽器の音色に聴き入られていました。