<秋田豪雨>住民ぼう然「何から手を付ければ…」 |
7/26(水) 9:41配信
大雨で雄物川が氾濫し、住宅の浸水被害が相次いだ大仙市では、復旧作業が本格化しつつある。多くの住民が25日、土砂の片付けや家具の搬出に汗を流した。その一方で、被害の大きさに途方に暮れる被災者もいる。
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「寄せる(片付ける)物は何もない。何から手を付けていいのか分からない」。同市協和下淀川の無職加藤一雄さん(72)がため息交じりに話した。木造2階の自宅は1階の床上約1.5メートルまで水が押し寄せ、冷蔵庫やストーブ、畳などが流失した。床は泥や流木が覆い、壁や窓枠は壊れた。
加藤さんは23日午前4時ごろ、滝のような雨音で目が覚めた。妻公栄さん(68)と軽トラックに乗り込み、数キロ離れた親類宅に身を寄せた。24日朝に戻った自宅は電気や水道が使えず、辛うじて被害を免れた2階で暮らす。
残った家財道具も水を吸い、泥まみれだ。親戚の手を借りて徐々に片付けるつもりだが、加藤さんを含め13世帯32人が暮らす集落は多くの家が似たような状況にある。「こんなことになるとは、夢にも思わなかった。元通りにするには人手が欲しい」と力なく話す。
片付けが本格化している地区もある。多くの家が床上浸水した同市刈和野では、住民が家具を家の外に出し、床を水洗いしていた。主婦(63)は「電化製品の多くは使い物にならない。床も水を多く含み、乾かすのに何日かかるか分からない」と肩を落とした。(秋田総局・藤沢和久) ・・・ 平成29年7月26日(水)、河北新報 9:41 配信より
私のコメント : 平成29年7月26日(水)、秋田県 大雨で雄物川が氾濫し、住宅の浸水被害が相次いだ大仙市では、復旧作業が本格化しつつある。多くの住民が25日、土砂の片付けや家具の搬出に汗を流した。被害の大きさに途方に暮れる被災者もいる。「寄せる(片付ける)物は何もない。何から手を付けていいのか分からない」。大仙市協和下淀川 木造2階は1階の床上約1.5メートルまで水が押し寄せ、冷蔵庫やストーブ、畳などが流失。床は泥や流木が覆い、壁や窓枠は壊れた。多くの家が床上浸水した 大仙市刈和野では、住民が家具を家の外に出し、床を水洗いしていた。主婦は「電化製品の多くは使い物にならない。床も水を多く含み、乾かすのに何日かかるか分からない」。