岸田文雄氏、外相続投から一転し閣外へ 転出の舞台裏
2017年8月3日05時05分
内閣改造・自民党役員人事の焦点だった岸田文雄外相の処遇は、政調会長登用で落ち着いた。閣内に4年半封じ込められていた「ポスト安倍」候補を、首相が解放した舞台裏を探った。 岸田氏は2日午後、兼務する防衛相の仕事を終えて防衛省を出る際、記者団に囲まれた。自民党政調会長への起用について「正式な発表を待ちたい」と繰り返しながら、こう強調した。「宏池会(岸田派)として安倍政権を支えていく。この考えに基づいて我々は努力していきたい」
第2次安倍政権発足時から4年半にわたり外相を務めた岸田氏。「ポスト安倍」を狙うが、1年のうち3分の1は海外出張で、自身が率いる自民党岸田派の勢力拡大のための活動には手が回らない。内閣の一員として、政府方針に異論を唱えることもできない。
このため、岸田氏の本音は、比…
私のコメント : 内閣改造・自民党役員人事の焦点だった岸田文雄外相の処遇は、政調会長登用で落ち着いた。第2次安倍政権発足時から4年半にわたり外相を務めた岸田氏。「ポスト安倍」を狙うが、1年のうち3分の1は海外出張で、自民党岸田派の勢力活動にも 手が回らないという現状があった。第2次安倍政権発足時から 4年半にわたり 外相を務めた岸田氏、今後の政治活動についても、注目をしていきたいものだ。