外務省 欧州局 政策課の件 |
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G7、市場混乱回避へ結束…緊急電話会談で確認
先進7か国(G7)の財務相・中央銀行総裁は5日夜、緊急の電話会談を開いた。欧州の信用不安に端を発した世界的な株式・為替市場の混乱拡大を防ぐため、金融安定化に向けて協調を確認した。米国などは、ユーロ圏のドイツやフランス、イタリアに対し、公的資金の投入を含めた欧州金融機関の早急な資本増強なども求めたとみられる。日本からは安住財務相と日本銀行の白川方明(まさあき)総裁が参加した。安住財務相は、ユーロ安に伴って円高圧力が急速に強まっていることから、為替相場の過度な変動が経済・金融の安定に悪影響を与える点を主張し、各国の理解を求めた。欧州の大手金融機関が資金を調達できなくなって金融危機に発展するような事態を回避するため、日米欧の中央銀行も協力して、大量の資金を供給していく方針も改めて確認する。 ・・・平成24年6月5日(火)、読売新聞 22時2分配信より