<日露首脳会談>プーチン氏から「領土」 面積等分切り出す |
日本側には、プーチン氏が平和条約締結の前提となる北方領土交渉の解決に強い意欲を示したとの受け止めが広がっている。しかし、プーチン氏の関心の多くはエネルギー、極東開発などの経済協力に向いており、領土問題で妥協しないとの見方も強い。首相は会談で「国後、択捉を含む4島の帰属を解決する」とした01年のイルクーツク声明を取り上げ、「声明が平和条約の原点だ」と柔軟な対応を求めたが、プーチン氏からこれに対する発言はなかった。両首脳が発表した共同声明はロシア側への配慮からイルクーツク声明を明示せず、プーチン氏は首相との共同記者会見で、交渉内容で譲歩しない考えを示唆した。首相も「一気に解決する『魔法のつえ』は残念ながら存在しない」と、交渉の難しさを認めた。両政府は今後、両外務省の次官級協議で交渉を進めることで一致しており、菅義偉官房長官は30日の記者会見で、首相の帰国後ただちに協議を始める考えを示した。一方、30日午前(日本時間同日午後)に首相と会談したプーチン氏側近、ナルイシキン・ロシア下院議長は「冷戦の遺産やステレオタイプから脱し、静かな環境の下で、余計な政治化や発言なしの交渉が必要だ」と述べた。首相は同日午後(日本時間同)、次の訪問国であるサウジアラビアへ出発する。 ・・・ 平成25年4月30日(火)、毎日新聞 21時28分配信 より
私のコメント : 日韓、島根県 竹島問題に前向きな姿勢を日本が示さない限り、日本の各領土問題、多方面 他の国々に対しても、それが前進しないと推測している。