TPP日米閣僚会談、農産品などでなお溝 甘利氏「着地点、確定されたわけではない」 |
甘利担当相は会談後、記者団に対し、TPP妥結に向け、「農産品その他の市場アクセスについて、日米両国の立場の隔たりを狭める重要性で合意した」と表明。ただ、主張の隔たりを埋める手法については、「共通の認識を持てた」としながらも、「具体的な着地点が確定されたわけではない」と述べた。
その上で、22日からシンガポールで始まる閣僚会合に向けて協議を継続することで、フロマン代表と一致したことを明らかにした。
甘利担当相はTPP交渉と平行して実施している2国間交渉についても、「とくに自動車貿易に関していまだに立場の隔たりがある」と強調、週明けに東京で協議を続けるとした。
一方、フロマン代表も「自動車や農産品を含め、日本との交渉で確実な成果を得ることが優先事項として残ったままだ」とする声明を発表した。
・・・ 平成26年2月16日(日)、産経新聞 8時47分配信より
私のコメント : 甘利明・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)担当相は15日、ワシントン市内でフロマン米通商代表部(USTR)代表と会談した。TPP妥結に向け、「農産品その他の市場アクセスについて、日米両国の立場の隔たりを狭める重要性で合意した」と表明。しかし、島根県 竹島問題との関連もTPP問題にある。