日米決裂 可能性低い 甘利氏、TPP協議見通し |
日米両国は17日の甘利氏と米通商代表部(USTR)のフロマン代表との閣僚会談で、農産品関税の扱いを中心に妥協点を探る方針。24日に予定する日米首脳会談までに一定の成果を得て、来月にベトナムでTPP12カ国の首席交渉官や閣僚の会合を開き、全体交渉を再開する意向だ。
一方、自民党は同日のTPP対策委員会で、農産品重要5分野の関税の大幅引き下げや撤廃に応じないよう改めて政府に要請した。
出席議員からは「農家の悲痛な思いを理解して交渉に臨んでほしい」との声が相次ぎ、石破茂幹事長は「有権者に説明できなければ政権の正当性が疑われる。党が一致して(甘利氏を)支え、国益を守る」と強調した。甘利氏は「日本の農業の存続性も心に受け止めながら、ぎりぎりの交渉をしていきたい」と答えた。
・・・ 平成26年4月16日(水)、産経新聞 7時55分配信より
私のコメント : 自民党は、TPP対策委員会で、農産品重要5分野の関税の大幅引き下げや撤廃に応じないよう改めて政府に要請した。しかし、今までの一連の記事内容から分析していくと、農産品重要5分野の関税の引き下げ可能性についても、否定できない状況が見えてきている。