両陛下のお子さま方による心づくしの宴、玉三郎さんも日本舞踊を披露! 陛下の傘寿を祝う昼食会 |
会は皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻が、両陛下の長女の黒田清子さん(45)夫妻とともに催されたもので、陛下の叔父にあたる98歳の三笠宮さま、皇太子ご夫妻の長女の敬宮(としのみや)愛子さま、秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまと次女の佳子さま、長男の悠仁さまも出席された。
食事前には歌舞伎の人間国宝、坂東玉三郎さん(64)らが、東宮御所の一室にしつらえられた特別舞台で日本舞踊の地唄舞(じうたまい)「雪」を披露。傘を使って舞う演目で、傘寿にちなみ、皇太子ご夫妻をはじめ主催のご夫妻方が話し合って決められたという。
約3時間に及んだ会を終えて東宮御所正門を車で出る際、皇后さまは色とりどりの花束を抱えられていた。両陛下はお子さま方による心づくしの宴を楽しまれたという。
陛下のお誕生日からは4カ月以上経つが、両陛下は年末年始から春はお忙しいため、この時期に開催された。喜寿のお祝いの昼食会も平成24年4月28日に開かれている。
皇后さまは15日、日本赤十字社名誉総裁として、明治神宮会館(東京都渋谷区)で開かれた全国赤十字大会に臨席し、赤十字活動への貢献者に贈られる「有功章」受章者代表13人にメダルと章記を授与された。名誉副総裁の秋篠宮妃紀子さまと高円宮妃久子さまも臨席された。
活動報告では、昨年11月にフィリピンで6千人超が死亡した台風の直後に現地入りした日赤和歌山医療センターの医師、大津聡子さん(43)らの話に耳を傾けられた。大津さんは、当初ほとんど注目されず「忘れられた被災地」となっていたセブ島北部で巡回診療や子供らの心のケアに尽力したことを報告。大津さんによると、お見送り時に皇后さまは「忘れられた被災地」などの言葉に触れ、一連の活動を「大変大切なことですね」とねぎらわれた。
両陛下は13日、皇居・宮殿でイスラエルのネタニヤフ首相夫妻と懇談された。宮内庁によると、首相は「日本とイスラエルは共通点がある。苦難をともに乗り越えてきた国です」と述べ、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)と広島、長崎原爆投下を挙げた。陛下は「ホロコーストは大変に痛ましいことだったと思います」と応じられたという。
陛下は12~16日、宮殿で春の勲章と褒章の受章者、その配偶者から連日、拝謁とお礼を受けられた。この間の拝謁者は計約1万人に上った。
2月から「日本・スイス国交樹立150周年」の日本側名誉総裁を務める皇太子さまは15日、東宮御所で、森田安一・日本女子大名誉教授(73)=スイス史=の進講を受けられた。日本との交流史などを聞かれたという。
学習院女子中等科1年生の愛子さまは15日、遠足で茨城県自然博物館(同県坂東市)を訪ねられた。宮内庁東宮職によると、愛子さまは、宇宙の進化や地球の生い立ちなどの展示を見学し、ご友人と楽しく過ごされていたという。
眞子さまは15日、お住まいの宮邸で、「国際陶磁器フェスティバル美濃’14」(9~10月)の開催地となる岐阜県多治見市の市長や実行委員会関係者からあいさつと説明を受けられた。3年に1度開催の同フェスの名誉総裁は代々、高松宮や高松宮妃、桂宮さまが務められており、今年で10回目。眞子さまは今回、名誉総裁に就任することが決まっており、歴史あるご公務を引き継がれることになる。
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【皇室ウイークリー】は毎週土曜日、「MSN産経ニュース」に掲載している企画です。紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、病気療養中の雅子さまのご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。
また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。
・・・ 2014.5.17 産経新聞 07:00 配信より
私のコメント: 宮内庁 書陵部と連絡交流を持っていた私の父親は、防長風土注進案「研究要覧」の著作者の一人でもある。その父親から私には、山口市、JAの敷地内 品川神社内における 昭和三十八年九月十七日、当時 皇太子、皇太子妃 両殿下からの行幸内容は、しっかりと、後世へも申し伝えていくようにとの遺言があった。