教主釈尊の愛子なり 日蓮聖人御遺文 「法華取要抄」 |
文永十一年(一二七四年) 「法華取要抄」 聖寿五十三歳
あらゆる生命は親の存在があってこそ生まれます。
では子から親へ遙かに遡るとそこには何があるのでしょうか ?
それは宇宙の起源に到達します。これがお釈迦さまの説かれる久遠の命です。そして子育ての教科書として法華経を説かれ、お釈迦さまと全ての人々は親子であると示されたのです。だから私たちは久遠の命を授かった子どもなのです。これをそのまま受け止めますと、この世の中はお釈迦さまの家族によって構成されていることになります。しかし世間を見渡せば、そうとも思えないことばかりですし、私たちが佛の子だと信じることは容易にできません。この不信こそが不安の根源なのです。
そこで日蓮聖人は、赤子に乳を含ませたい一心で教えを説かれ、信仰によったお釈迦さまと親子の関係を取り戻し、仏子による安穏なる社会をつくり上げようとなさったのです。
・・・出典先 日蓮宗の法語 カレンダーより 「 いのちに合掌 立正安国・お題目結縁運動 」
平成二十六年 (2014年) 降誕792年 祖滅732年 (第733 御遠忌)

































