韓国、竹島沖で訓練強行 韓国の竹島沖射撃訓練 隠岐の島町長「やめさせて」 島根 |
【ソウル=加藤達也】韓国海軍は20日午前、同国が不法占拠している竹島(島根県隠岐の島町)沖の日本領海を含む海域で、射撃訓練を実施した。
韓国が事前公表した訓練海域は、東西約150キロ、南北55キロ。この長方形の北東部が、竹島南西沖約22キロ付近の日本領海と重なっている。重複海域は東西3・5キロ、南北6キロに及ぶ。
韓国当局者は「射撃訓練が実際に行われるのは独島(竹島の韓国名)の付近ではない」としているが、日本側は「他国の領海を訓練海域に含めること自体が問題だ」(外交筋)としている。
日本政府は訓練の中止を申し入れたが、韓国政府は「韓国固有の領土の周辺で実施するものだ」として、計画通りに訓練を強行。日本政府の訓練中止要請には、「一顧の価値もない」と論評していた。
海上保安庁によると、韓国軍の訓練海域に竹島沖の日本領海が含まれるのは、最近では例がない。河野洋平官房長官談話の検証結果が公表される20日に合わせての訓練強行に、日本側は「挑発的だ」と反発している。
韓国メディアは、韓国軍が2012年にも今回と同じ海域で射撃訓練を行った際には、日本側の抗議はなかったと伝えている。
・・・ 平成26年6月21日(土)、産経新聞 7時55分配信より
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韓国の竹島沖射撃訓練 隠岐の島町長「やめさせて」 島根
韓国が竹島(島根県隠岐の島町)沖の日本領海を含む海域で射撃訓練を行ったことについて、松田和久・隠岐の島町長は20日、「政府は強く出て、訓練を途中でもやめさせるべきだ。県や町ではどうしようもない」と話した。
溝口善兵衛知事は同日の県議会で「極めて遺憾」と改めて言及し、「問題解決には冷静な話し合いが必要。政府には引き続き国際世論に訴え、粘り強い努力を要請したい」。岡本昭二・県会議長も「中止要請にもかかわらず実施したなら看過できない」と批判。「政府が国際社会に働きかけて竹島問題が解決されることを望む」とした。
県によると、県内の漁船や水産練習船などの航行状況を確認したところ、海上保安庁が航行警報を発令した区域や周辺で航行する船舶はなかったという。
・・・ 平成26年6月21日(土)、産経新聞 7時55分配信より
私のコメント: 慶應義塾大学 商学部において、記事に関係する計量経済学を学んだ者は、この記事内容だけでも、ある程度の進展と成り行き、見通すことも出来る。