広島土砂災害 精神科医ら支援隊、被災者“心のケア”長期に |
避難所での心身のケアについては、県や市などが連携し、DPATの活動のほか、避難者の相談に応じる保健師と薬剤師の常駐、小児医や保育専門家らで構成する子供支援チームや理学療法士らリハビリテーションの担当チーム、歯科医らによる口腔ケアチームなどの派遣といった取り組みを進めている。
これら、被災者、避難者の健康管理の中でも、被災時の悲惨な体験に伴う急性ストレス障害(ASD)や心的外傷後ストレス障害(PTSD)、避難所など慣れない環境下での生活に起因する気分障害などの治療にあたるメンタルケアの分野は、数年かそれ以上の期間にわたって、患者をフォローし続ける必要があることも少なくない。
DPATは県が編成し、発生2日後の22日から活動を開始。精神科医や看護師ら9人のスタッフが交代する形で、27日までに約30人を診察、避難者の間に不眠や集団生活によるストレスを訴える人が出ていることを把握している。今週以降は、この「先遣隊」が緊急性や応援の必要性などを判断し、それに応じて支援隊が出動する。
同ネットワーク代表の山脇成人・広島大大学院医歯薬保健学研究院教授(精神科学)は「避難生活も1週間以上になり、ストレスによる障害などが顕在化することが予想される。そのため、全県の精神科医をあげて長期的な支援態勢を構築することを決めた」と話した。
・・・ 2014年9月1日(月)、産経新聞 08:06 配信より

































