2議席へ 一斉スタート…衆院選 |
◇新1区
自民党の宮川典子・前衆院議員(35)は、21日夕方に甲府市へ戻り、甲府駅前で街頭演説を行った。選挙について「責任与党として議席を守り抜きたい」と強調。新しい区割りになり、選挙区の決定から4か月。「新しい地区を含め政策を訴える。(コスタリカ方式で比例単独に回る中谷真一・前衆院議員と)2人で協力して戦えることはありがたいことだ」と話した。
解党が決まったみんなの党に離党届を提出し、民主党に入党を申請した中島克仁・前衆院議員(47)は、みんなの党での同僚らにあいさつを終えると、午後には甲斐市へ。事務所のスタッフにみんなの党の解党決定や民主入党申請に至る事情を説明。その後は地元の支持者らに会い、事情を説明し、理解を求めた。「来たるべき選挙に向けて頑張るのみ」と意気込む。
維新の党の小沢鋭仁・前衆院議員(60)は、東京・有楽町で同党の江田憲司共同代表、松野頼久代表代行とともに街頭演説。同日夜には、甲府市で同級生らなどの支援者による会合に参加。小沢氏は「17日のGDP速報値を見れば増税どころか減税対策をすべき状況だ。安倍政権に強く抗議し、野党結束して勝ち抜き、国民が安心して暮らせる政治を目指す」とコメントした。
共産党の新人、遠藤昭子氏(63)は、甲府駅前で街頭演説を行い、「安倍政権の暴走を許してはいけない」などと通行人に訴えた。その後、支持者の集まりなどを回り、消費増税の反対や集団的自衛権と戦争反対などの政策について語った。この日の解散について、「安倍政権を国民が追い込んだ解散だ。この勢いで暴走政治をストップさせる」と話した。
◇新2区
自民党の堀内詔子・前衆院議員(49)は、午後に富士吉田市へ到着後、支持者へのあいさつ回りを急いだ。その後、同市内で国政報告会に臨み、「アベノミクスの信を問う選挙だ」と支持者に語りかけ、「明かりがみえてきた日本経済のために、絶対に自民党が負けてはいけない」と強調。取材に対し、「党の公認候補として議席を守る」と力を込めた。
無所属の長崎幸太郎・前衆院議員(46)は、午後に上野原市のスーパーで街頭演説を実施。拡声機を担ぎ、買い物客に「与党にない発想を国政に持って行き、アベノミクスの光を山梨に届ける」と訴えた。自身の知事選出馬が取りざたされたこともあり、演説場所では「2区に骨を埋める覚悟は不変」と書かれたビラも配布。国政への意欲を強調した。
共産党の新人、秋山晃一氏(61)は、富士吉田市のスーパー前など3か所で街頭演説。消費増税の反対や原発、基地問題などについて訴えかけた。出馬表明してわずか2日だが、通る人の反応も変わってきているといい、「短期決戦の選挙。とにかく政策を訴え続けるだけだ」と語った。夜には党の関係者らが集まる集会に参加し、意気込みを新たにしていた。 2014年11月22日
・・・ 平成26年11月22日(土)、読売新聞 配信より
私のコメント: 各県 関係者からのご活躍も祈る。