古川知事辞職、衆院選2区出馬へ |
古川氏は本会議の質疑で、辞職して立候補する理由について「いつも(国政挑戦という)話がある訳ではない」とした上で、「現政権は地方創生を掲げている。与党の衆院議員の中に知事経験者はいない。経験者が中に入って政策立案に参加することに意味がある。国会議員として活動できるなら、佐賀県や日本のためになるのではと判断した」と説明した。
佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画や玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働、国営諫早湾干拓事業など、県政の重要課題が山積する中での辞職に、批判や県政の空白を指摘する質問も相次いだ。
古川氏は「県政は終わりなき駅伝と思っている。ある時点ですべて解決することはない。重要な事項の判断ができにくくなることは否定できないが、県を挙げて取り組むことで、県民生活に支障がないようにできる」と理解を求めた。
県議会は辞職願の取り扱いをめぐって紛糾した。午後4時40分に本会議を開き、古川氏が辞職理由を説明。午後9時から質疑を行った上で、同11時半ごろ最大会派自民党などの賛成多数で辞職に同意した。
自民党県連は24日、古川氏に2区からの出馬を要請しており、26日にも党本部に公認申請する。2区には民主党前職の大串博志氏(49)、共産党新人の御厨さとみ氏(33)が立候補を予定しており、古川氏の正式表明で選挙戦の構図が固まった。
古川氏の辞職に伴う知事選は、辞職翌日から50日以内に行われる。県選管は26日にも委員会を開き、選挙日程を決める。古川氏は唐津市出身。2003年の知事選で初当選し、現在3期目だった。 【さが衆院選2014】
・・・ 平成26年11月26日(水)、佐賀新聞 10時50分 配信より
私のコメント: 各県のご活躍を祈る。石橋湛山先生が、政治家の時代、静岡・山梨にまたがる当時の基地問題に対して、その当時は、常に、心を砕いて、地域住民に、対応もされていた。