「復興の森」スカウトら整備 |
山口市阿知須のきらら浜で開かれているボーイスカウトの祭典「第23回世界スカウトジャンボリー」(8日まで)で、東日本大震災の被災3県と山口県、海外のスカウトら約100人が7日、震災からの復興を願い、会場内の「復興の森」の整備活動を行った。
「復興の森」は2012年、同市での全国植樹祭の際、震災の早期復興を願って造られた。東北地方に多いクロマツ、タブノキなど約200本が約700平方メートルに植えられている。
整備活動には、岩手、宮城、福島各県の代表計約30人や地元山口の約20人、海外の約50人らが参加。草刈りをしたり、木に支柱を取り付け直したりした。
東日本大震災を知っていたというフィリピンのジョシュア・アシアテンさん(17)は、「各地の仲間と支援できてうれしい」と語った。
終了後、3県の代表がスピーチ。福島県 桑折(こおり) 町に住む桜の聖母学院高2年田中美花さん(17)は、「原発事故で福島のことを知る人も多いと思います。解決には長い時間が必要と言われています」と説明し、「どうか福島のことを忘れないで。これからも共に考え、行動しましょう」と呼びかけた。 ・・・・ 2015年08月08日 The Yomiuri Shimbun 配信より
私のコメント: 先月28日、山口市で開幕した「第23回世界スカウトジャンボリー」は7日、閉会式を迎えた。期間中、152の国・地域から14〜17歳の少年少女ら3万3838人が参加。阿知須きらら浜 閉会式で、世界スカウト機構 スコット・ティア事務総長が閉会を宣言した。