トルコ軍、ロシアSu24機撃墜 シリア北部に墜落か |
トルコ軍は24日朝(日本時間同日午後)、「トルコ領空を侵犯した」としてロシア軍機1機を撃墜した。撃墜された機体はトルコ国境近くのシリア北部クズルダー付近に落ちた。ロシア国防省は、撃墜されたのが同国軍の戦闘爆撃機Su24であることを認めた上で、「常にシリア上空を飛行していた」として領空侵犯を否定した。
トルコ軍発表によると、24日午前9時20分ごろ、トルコ南部上空を侵犯していた国籍不明の機体に対し、繰り返し退去するよう警告。だが領空侵犯を続けたため、トルコ軍のF16戦闘機2機が撃墜したという。
一方、ロシア国防省の声明は、Su24が高度6千メートルを飛行中に、地上からの攻撃を受けたとみられると発表。トルコ側発表と状況が食い違っている。Su24の乗員2人は緊急脱出装置で機体から脱出したとみられるが、その後の状況は調査中だとしている。
トルコはシリア内戦を巡って同国のアサド政権の退陣を訴え、過激派組織「イスラム国」(IS)に対する米軍主導の有志連合にも参加。一方、ロシアはアサド政権の「後ろ盾」として反体制派やISへの空爆を続けてきた。トルコはロシアに対して今月19日、「国境の安全を実質的に侵犯された場合は、交戦規定を適用する」と警告していた。パリ同時多発テロを機に協調姿勢が出ていた米英仏ロの対IS戦略にも影響を及ぼしかねない。(イスタンブール=春日芳晃、モスクワ=駒木明義) 朝日新聞社 ・・・ 平成27年11月24日(火)、朝日新聞 18時13分配信より
私のコメント: トルコはロシアに対して今月19日、「国境の安全を実質的に侵犯された場合は、交戦規定を適用する」と警告していた。米英仏ロの対IS戦略にも影響を及ぼしかねない状況がある。私は、山口市 河村建夫代議士 事務所へ、連絡を入れた。