日経平均、一時500円超高 円は一時123円台半ばまで下落 乱高下 |
日銀が17日の金融政策決定会合で上場投資信託(ETF)の買い入れ枠を年間3千億円増額することなどを決めたのを受け、17日の東京市場では株高と円安が加速した。日銀によるETFの買い入れが今後進むとの見方から、投資家がリスクを取る姿勢を強めた。
日経平均株価は前日比の上げ幅が一時500円を超え、1万9800円台まで上昇する場面があった。円相場は一時1ドル=123円台半ばまで下落した。
ただ、その後は平均株価の上げ幅や円の下落幅は大きく縮小するなど、株式相場と円相場は乱高下した。
また、日銀が国債を買い入れる期間を長期化することも決めたことで、同日の東京債券市場では国債が買われた。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時0・285%と、取引時間中として約8カ月ぶりの水準に低下した。 ・・・ 平成27年12月18日(金)、産経新聞 13時21分配信より
私のコメント: 平成27年12月、日銀は、金融政策決定会合において、設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業の株式を対象とする別枠も新設され、2016年4月から再開される銀行保有株式の売却と相殺するとされ、株式市場への影響も広がっている 等 との観測もある。