<記録的寒波>九州・山口8県12万1300世帯で断水続く |
九州・山口地方の各地で発生した記録的な寒波の影響による断水は、一部で復旧が進んでいるが、27日午後7時現在も全8県約12万1300世帯で続いている。各県の断水世帯数は山口約4600▽福岡約4万6100▽佐賀約1万8100▽長崎約3万6800▽熊本約3100▽大分約1400▽宮崎約3200▽鹿児島約8000。
市内のほぼ全域に当たる約5万5000世帯が断水した福岡県大牟田市は27日朝までに約2万5000世帯が復旧した。職員らが徹夜で作業に当たり、28日朝までに全体の85%に当たる約4万7000世帯が復旧する見込み。残る約8000世帯も29日朝までに配水を再開できる見通しという。
市は27日、給水所を2カ所増やして9カ所とした。市内の鉄道駅などに計40基の仮設トイレを設け、衛生に留意している。市中心部の大牟田小学校に小学生の娘と水をくみに来た40代の主婦は「昨日は風呂の水をトイレ用に使い、食べ物は冷凍食品やパンなど水を使わないものにしました」。同小では配水が再開されており「助かりました」とホッとした様子を見せていた。
福岡管区気象台によると、九州・山口地方は週末から週明けにかけて最高気温が平年より3~4度高いか、平年並みになるとみている。【井上和也、下原知広】 ・・・ 平成28年1月27日(水)、毎日新聞 21時23分配信より
私のコメント: 各地で発生した記録的な寒波の影響による断水は、一部で復旧が進んでいるが、27日午後7時現在も 全8県 約12万1300世帯で続いている。 その断水されている地域における一刻も速い、普及を祈るとともに、関係機関から、その長引く、断水地域への救援体制の充実も、必要かと感じる。