<北朝鮮>「党重視」前面に 金日成時代を意識…労働党大会 |
【北京・西岡省二】北朝鮮で約36年ぶりに開かれたとみられる朝鮮労働党大会で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、国の重要方針を党の意思決定機関を通して決める「党重視の統治スタイル」を前面に打ち出す。党の重要会議を開かずに政策を決めた父親、故金正日(キム・ジョンイル)総書記とは一線を画し、祖父の故金日成(キム・イルソン)国家主席を強く意識した党運営を目指しているとみられる。
党大会を迎えるにあたり、北朝鮮では金第1書記の業績を強調する風潮が高まっていた。4日付党機関紙「労働新聞」は「革命の道を最後まで進む」というタイトルの政論を掲載。金主席、金総書記の歩みを紹介したうえで、金第1書記に対し「21世紀の偉大な太陽」との呼称を使い、3代にわたる金王朝の血統を強調した。
また、政論は最高指導者に就任して以来約4年間の金第1書記の業績をたたえた。特に「核兵器の小型化と大陸間弾道ロケット(ミサイル)、潜水艦弾道ミサイルの水中発射の大成功により、前例のない戦争演習(米韓合同軍事演習)と制裁策動のすべてを無力化させた」とした。
前回大会のハイライトは5時間半に及んだ金主席による活動報告だった。金第1書記は1月の新年の辞で「党大会を通じて輝かしい設計図を広げる」と公言しており、今大会でも時間をかけて、分野別の政策目標を読み上げるとみられる。
今回の党大会で注目される人事では、今後、長期間にわたって金正恩体制を支える党幹部が選出される見込みだ。金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長(88)や金己男(キムギナム)書記(86)、姜錫柱(カンソクチュ)書記(76)ら金総書記時代からの幹部が一線を退き、金第1書記時代に重用されるようになった黄炳瑞(ファンビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長(60代後半)や崔竜海(チェリョンヘ)書記(66)を中核とする50~60代が多数登用されるとの観測がある。
一方、聯合ニュースによると、韓国国防省は3日、国会国防委員会で「党大会前後に核実験やミサイル発射などの戦略的挑発をする可能性がある」と指摘した。国防省は北朝鮮北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場が「いつでも核実験可能な状態にある」として警戒を強めている。
北朝鮮は自国に対する制裁の状況などを考慮し、核実験を強行する時期を決める、との観測もある。加えて北朝鮮は最近、弾道ミサイル発射に3回失敗したとみられ、金第1書記のメンツにかけても新たな核実験・ミサイル発射に踏み切るのではないかとの見方も出ている。 ・・・ 平成28年5月6日(金)、毎日新聞 13時18分配信より
私のコメント: 過去に、日朝外交をたどると、佐藤栄作政権下における北朝鮮へ対する日本の外交政策の対応経過が その後の 山梨県 金丸信代議士による訪朝団となった経緯がある。
平成28年5月6日に、慶應義塾大学 在学中より、私が、お世話になり、また、慶應義塾大学 先輩にあたる佐藤信二先生 ご逝去の報に、接し、私は、山口県田布施町 山口県議会議員 吉井利行先生の事務所にいき、平成28年5月2日、津和野カトリック教会にて、ベルギー王国大使館文化部と今までの私との日白 文化交流、及び、私の幼少期に、ベルギー王室との関係もあるため、シスターと懇談をした内容に関係し、津和野町 津和野カトリック教会「乙女峠まつり」が、雨の中に、無事に、開催もされたこと、山口県議会議員 吉井利行先生の奥様に、報告した。その際、津田塾大学で、その研鑽 積まれた山口県議会議員 吉井利行先生の奥様からは、地元におけるお寺の清掃活動へ、吉井利行先生の奥様が、精勤され、参っている旨 等の話題を、私は、頂戴した。