裁判官ら現地視察へ 日程や方法検討 /山口 |
中国電力が上関町に建設を計画している上関原発を巡り、同町祝島の漁業者が県を相手取り、海面埋め立て免許の差し止めを求めた訴訟の弁論が3日、山口地裁(桑原直子裁判長)であった。裁判官らが現地を視察することが決まった。
原告団は「漁業に影響がある」と主張しているが、視察は漁業者が原告として適格かどうかを判断する目的で、進行協議の形で行う。今後、日程や方法を検討していく。
原告団は2008年10月に提訴。昨年5月、同町の自然の豊かさや建設予定地と祝島の距離などを視察するよう求め、県内外で集めた署名約5万筆を山口地裁に提出していた。
原告団事務局の山戸孝さん(38)は「裁判所と県に私たちが守りたい祝島での生活を伝えていきたい」と話した。【杉山雄飛】 〔山口版〕
・・・ 平成28年(2016年) 3月4日 毎日新聞 地方版 配信より
私のコメント: 山口地裁 裁判官らが現地 上関町を視察することが決まった。