G7 環境相・科技相会合 富山、つくばで開幕 |
主要7カ国(G7)環境相会合が15日、地球温暖化対策や資源の有効利用を主要テーマに富山市で開幕した。
初日は、食べ残しなど食品廃棄物を削減する「富山物質循環フレームワーク(枠組み)」について議論した。廃棄物全般については、2008年に神戸市で開かれた環境相会合で日本が▽再利用促進▽減量▽リサイクル推進−−を提唱。今回の会合でこれが資源の有効活用に貢献していることを確認した。食品廃棄物については国連が削減に取り組んでおり、同フレームワークで取り組みを進めることで一致した。相次ぐ自然災害を受け、災害廃棄物の再利用も含める方針だ。各国の意見をまとめ、最終日の16日に提出される共同声明の付属書として採択する。 また16日は、各国の温室効果ガス排出削減のための「長期戦略」を国連に前倒しで提出することを決める。国際的な地球温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」では提出期限を2020年としているが、先進国が積極的な姿勢を示すことで対策の実効性向上を狙う。前倒し提出は共同声明に盛り込むことにしている。 一方、科学技術相会合も15日、茨城県つくば市で開幕した。記念シンポジウムでヨハンナ・ワンカ独教育相は、議題の一つの「海洋の未来」を取り上げ、「特定の国が単独で海洋資源を開発するのは問題が大きい。(環境への影響回避なども含め)G7が模範的役割を果たす必要がある」と会合の意義を強調した。本格的な議論は16日に始まり、感染症対策などの保健医療、人材育成など6分野について協議。共同声明「つくばコミュニケ」を17日に採択する。 議長の島尻安伊子・科学技術担当相は取材に「科学技術分野の人材育成について各国とも悩みを持っている。女性や若手の研究者をどう育成するかに焦点を当てたい」と述べた。【久野華代、大場あい】 ・・・ 平成28年5月15日(日)1、毎日新聞 21時56分(最終更新 5月15日 22時12分)配信より
私のコメント: 地球温暖化対策や資源の有効利用を主要テーマに富山市 記念シンポジウムで ヨハンナ・ワンカ独教育相は、議題の一つの「海洋の未来」を取り上げ、「特定の国が単独で海洋資源を開発するのは問題が大きい。G7が模範的役割を果たす必要がある」と会合の意義を強調した。海洋の未来に、日本は、島根県竹島の未来にも、G7 環境相・科技相会合 議長にあたる島尻安伊子・科学技術担当相が、過去、日本政府を代表もされ、島根県竹島の日、島根県松江市に来られ、対応もされたように、ヨハンナ・ワンカ独教育相の発言どおり、島根県竹島の未来も、それを視野にいれて、G7が、模範的役割を果たす必要がある、今回の記念シンポジウムは、その含蓄ある内容がある。