食膳の生き物に感謝 京都、祇園放生会で稚アユ放流 |
食卓に上がる生き物への感謝をささげる祇園 放生会(ほうじょうえ)が5日、京都市東山区の辰巳大明神前で営まれた。比叡山の大阿闍梨(あじゃり)や舞妓、住民らが参加し、アユの稚魚約2千匹を近くの白川に放流した。殺生を戒め、魚や鳥を放つ仏教儀式の一つ。末永く祇園を人と生き物が憩う共生の場にしようと、地元の商店主や僧侶でつくる実行委員会が1985年から毎年催している。この日は小雨模様となったが、大勢の観光客らが見守る前で法要が行われ、比叡山明王堂の光永圓道(えんどう)大阿闍梨が読経した。僧侶が念仏を唱える中、参列者が順に木おけ入った稚アユを巽橋の上からゆっくりと放した。祇園甲部の舞妓豆純さん(17)と豆こまさん(17)も参加し、観光客らとともに、川で元気に泳ぐ稚魚を静かに見つめていた。・・・平成28年( 2016年)6月6日(月) 、京都新聞 10時50分 配信より
私のコメント: 比叡山 大阿闍梨や舞妓、住民らが参加し、祇園放生会が 5日、京都市東山区の辰巳大明神前で営まれた。アユの稚魚約2千匹を近くの白川に放流した。 祭政一致。