創業家が合併に反対…昭和シェルと「社風違う」 |
石油元売り2位の出光興産が28日開いた株主総会で、2017年4月に予定する同5位の昭和シェル石油との合併計画に対し、出光の創業家が反対を表明したことが明らかになった。両社の合併には、今後の臨時株主総会で議決権の3分の2以上の賛成が必要だが、創業家は33.92%の株式(議決権ベース)を保有していると主張。創業家の反対で、合併計画が暗礁に乗り上げる可能性が出てきた。 出光興産と昭和シェル石油は昨年11月に合併について基本合意し、今月17日に合併時期を来年4月1日にする方針を公表していた。合併後の連結売上高の合計は6兆円近くに達し、現時点で首位のJXホールディングスに迫るはずだった。 しかし、28日の出光の株主総会で、創業家の代理人弁護士が反対意見を表明。合併を進めようとする出光取締役10人の再任議案に反対したが、再任案は過半数の賛成で承認された。創業家は、合併に反対する理由として「経営理念や社風の違いが大きく、合併をしても迅速な意思決定ができなくなる」ことなどを挙げ、出光単独で経営強化を進めるべきだと主張した。創業家の代理人弁護士は株主総会後、「昨年12月から出光興産に反対意見を表明してきたが、聞き入れられなかった」と語った。 代理人によると、株主総会で反対票を投じたのは創業者の長男、出光昭介元会長ら親族3人のほか、昭介元会長が社長を務める筆頭株主の日章興産▽出光文化福祉財団▽出光美術館−−の3企業・団体。持ち株の合計は33・92%となり、株主総会での議決権の行使によって、合併の承認に必要な3分の2以上の賛成による特別決議を阻止できる。 一方、出光興産は、出光文化福祉財団と出光美術館の2団体について、「公益性があり、創業家の一存で意思決定する私財ではない」として、創業家側が行使できる議決権は約21%と主張している。 出光興産は28日、「創業家から合併に反対意見が出たのは残念。これまで通り創業家とコミュニケーションを取り、理解をいただき、あくまで経営統合を目指す」と表明し、予定通り来年4月の合併を目指す姿勢を示している。昭和シェル側にも株主総会での事実関係を伝え、創業家の理解を得るよう協力することで一致したという。【宮川裕章、寺田剛】 ・・・ 2016年6月28日、毎日新聞 21時20分(最終更新 6月29日 14時30分)配信より
私のコメント:石油元売り2位の出光興産が28日開いた株主総会で、出光の創業家が反対を表明したことが明らかになった。 28日の出光の株主総会で、創業家の代理人弁護士が反対意見を表明。合併を進めようとする出光取締役10人の再任議案に反対したが、再任案は過半数の賛成で承認された。創業家の代理人弁護士は株主総会後、「昨年12月から出光興産に反対意見を表明してきたが、聞き入れられなかった」と語った。 出光興産は、28日、「創業家から合併に反対意見が出たのは残念。これまで通り創業家とコミュニケーションを取り、理解をいただき、あくまで経営統合を目指す」と表明し、昭和シェル側に事実関係を伝え、創業家の理解を得るよう協力することで一致したという。

































