参院選 激戦の東北、自民派閥てこ入れ不発 神奈川は麻生派支援候補が勝利 |
参院選では、自民党の各派派閥やグループの戦績も明暗が分かれた。
激戦だった東北6県では党から割り振られた「担当選挙区」として、細田派が福島、額賀派が青森と秋田、岸田派が宮城、石破派が岩手、谷垣グループが山形を受け持ち、てこ入れした。派閥領袖(りょうしゅう)から若手まで総動員し、知名度の高い幹部に街頭で、若手には企業回りをさせて票の掘り起こしをさせる作戦だった。特に細田派は、福島で同派所属の岩城光英法相が改選だったこともあり、派閥領袖の細田博之幹事長代行らが現地で支援に回った。
しかし結果は、秋田以外で自民党候補が敗れる1勝5敗。宮城を受け持つ岸田派も岸田文雄外相が3度にわたって選挙区入りしたが、自民党の熊谷大氏は敗北した。二階派は新潟を担当。二階俊博総務会長や林幹雄経済産業相ら派幹部が何度も現地に入ったが、自民党の中原八一氏は約2300票差で競り負けた。額賀派は青森で落としたものの、秋田で勝利した。
一方、神奈川では、党の担当割り振りとは別に、麻生派が支援した党推薦候補の中西健治氏が当選。麻生太郎副総理兼財務相や河野太郎行政改革担当相ら同派幹部の徹底支援が実った。 ・・・ 平成28年7月13日(水)、産経新聞 7時55分配信より
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参院選・福島 法相破った増子氏「安倍総理相手の異常な選挙だった」
全国屈指の激戦となった福島選挙区で、自民現職の法相、岩城光英氏(66)を破り、3度目の当選を確実にした野党統一候補で民進現職の増子輝彦氏(68)。
テレビで増子氏の当確が伝えられると、福島市内の事務所に集まっていた支持者や関係者らから、歓声や拍手が起きた。約20分後、増子氏本人が事務所に到着。堅い表情のまま、支持者や関係者らと万歳を三唱した。
その後、安倍晋三首相ら自民党幹部らが相次ぎ応援に入ったことに触れ「今回は総理官邸、安倍総理が相手の異常な選挙だった。日本の平和を守るため共闘した野党や県民の皆さんに感謝したい。福島では野党共闘は一定の成果があった」などと述べた。
増子氏は「県民統一候補」を掲げ、旧市町村単位で草の根運動を展開。無党派層も着実に取り込み、自民現職の岩城光英氏(66)を突き放した。岩城氏は、安倍晋三首相ら党幹部の応援を受けるなど総力戦を展開。序盤の劣勢を巻き返して増子氏を猛追したが、あと一歩及ばなかった。 ・・・ 平成28年7月10日(日). 産経新聞 23:38 配信より
私のコメント: 全国の関係者 皆様方からの、今後のご活躍についても、祈る。