海上幕僚長ら、ヘリ選定に介入 防衛省が訓戒処分へ |
海上自衛隊の次期多用途ヘリコプターに特定の機種が選定されるようにするため、意図的に選定基準を変更させたとして、防衛省が海自トップの武居智久海上幕僚長らを訓戒処分とする方針を固めたことが同省関係者への取材でわかった。処分するのは、武居海幕長と、海上幕僚監部防衛部長だった渡辺剛次郎教育航空集団司令官。海自トップの幕僚長が処分されるのは異例だ。同省関係者によると、多用途ヘリは救難や輸送に使うもので、機種選定では、三菱重工業の中型ヘリと川崎重工業の大型ヘリが候補に残っていた。価格面では中型ヘリが有利だったが、武居海幕長は、海自幹部の会議で大型ヘリを選定する方針を決めていたことを部下に強調。選定基準を変更させ、大型ヘリが選定されるよう誘導したとされる。業者からの働きかけや金銭の授受はなかったという。昨年、内部通報があり、機種選定手続きを止めて、同省の防衛監察本部が特別防衛監察を行っていた。 朝日新聞社・・・ 平成28年11月25日(金)、朝日新聞デジタル 12:10配信 より
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防衛省 海幕長らを処分へ、海自ヘリ選定過程で「不公正」
海上自衛隊の次期多用途ヘリコプターの選定過程をめぐり、「不公正があった」として防衛省は近く、海上幕僚長ら幹部を処分する方針を固めました。海上自衛隊の次期艦上多用途ヘリコプターの選定をめぐっては、「問題がある」との内部通報を受けて、防衛監察本部で監察が行われていました。防衛省関係者によりますと、当初、中型ヘリが検討されていたなか武居海幕長がもともと海上自衛隊の幹部の会議で、大型の導入を確認しており、「コンセプトと違う」と指摘。この発言で大型ヘリの導入が有力となったものの海外のメーカーが入札への参加を見送ったことなどから、製造できるのが事実上1社となりました。防衛監察本部は、利益供与など違法性はないものの、「不公正があった」と結論づけ、防衛省は武居海幕長ら幹部を来月にも処分する方針です。(25日10:32)・・・ 平成28年11月25日(金)、TBS系(JNN) 12:49配信より
私のコメント: 憂国忌、見守りたい。
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